【Infographics Show 解説】筋トレを始めると体に何が起こるのか

雑記

こんにちは、アマチュア読者です!

本を読むのが好きで、英語で読書会を開くために英語を勉強しています。

オンライン英会話での勉強がメインですが、YouTube動画でおもしろいものを見つけたら教材にして楽しく視聴しています。

今回も最近好んで視聴している”Infographics Show”というYouTubeチャンネルから、 ”What Happens To Your Body When You Start Exercising?”という動画をご紹介したいと思います。

What Happens to Your Body When You Start Exercising?

この動画のBGMとアニメーション、ナレーターの声、この3つの組み合わせが好きで何度も観てしまいました。

本動画のトピック

この動画のトピックは「筋トレをはじめると体に何が起こるのか?」です。

筋トレをしなくなってからだいぶ時間が経過してしまったという前提で話が始まります。

もちろんトレーニングを本格的にしたことがない方や、ジムに行ったことのない方でも楽しめる内容です!

トレーニングが体に与えるメリット、デメリットについて科学的な観点を交えて説明されているのでおもしろいです。

筋トレをはじめて体に起こること

体を動かすと、脳からの信号によって、体はすでに蓄えている脂肪や炭水化物に含まれている糖分を燃やしてエネルギーをつくり出します。

また、脳はドーパミン(dopamine)やセロトニン(serotonin)といった神経伝達物質をつくり出します。

これによって脳細胞同士の連携が強まり、体の各部分が動くのを助けます。

細胞がエネルギーをつくり、筋肉を激しく動かすと体温が上がります。

すると体は普段より汗をかき、体温を下げてもとの状態を維持しようとします。

ホメオスタシス(homeostasis)とよばれる体の機能です。

この過程で水分が体から出ていくので、トレーニング中に喉が渇くことになります。

トレーニング中の水分補給はこまめに行うことに越したことはないですね。

継続は力なり

1週間経つと体がトレーニングに慣れてきて、日常生活での疲労感が減少します。

ただ、トレーニングをするときに筋肉痛がひどくなるので、ここは耐えなければなりません。

この段階で筋肉痛にめげずにトレーニングを継続することが大切だというのは経験的にわかることですが、この動画を見ると「頑張れ!」と励まされている気がしてやる気が出ます。

残念ながら、この段階では体の見た目にあまり変化は出ません。

1ヶ月経った段階でも、体の見た目にそれほど変化は出ないようです(ハードワークの場合は例外があるかもしれません)。

この動画では、1年続ければ間違いなく見た目が変わると説明されています。

1年のあいだトレーニングを続けるのは長い道のりですが、筋トレを始めるときは長い目で考えて「継続は力なり」の気持ちで取り組みたいですね。

筋トレのメリット

この動画では筋トレをすることのメリットが多く紹介されています。

そのうちいくつかは以下のとおりです。

  1. 気分の落ち込み、ストレス、不安が下がる
  2. 体の可動域が広がる
  3. 代謝が上がる
  4. 関節の状態が良くなる
  5. 食欲が適度に抑えられる
  6. 心臓が強くなり心臓病や心臓発作のリスクが減少する
  7. 筋肉が強くなる
  8. 血流が良くなる
  9. 血圧が下がる
  10. 日々のトレーニングが楽になっていく
  11. 筋肉が強くなって痛みを楽しめるようになる

上記のほかに、いくつかの研究では、45分の運動で代謝は40%増加し、その効果は14時間続くそうです。

追い込みすぎは体に良くない

筋トレから得られる効用は多くあるものの、トレーニングのやりすぎは健康を害するというデメリットも本動画で説明されています。

ハードトレーニングによってエネルギーの生産スピードが落ち、免疫システムが弱くなっていくといいます。

免疫システムの低下は病気にかかりやすいことにつながるので注意が必要ですね。

また、心臓発作のリスクも高まるといいます。

これに加えて筋肉が壊れる量が増えるので、ひどい筋肉痛が続いて夜中に起きてしまい、睡眠にも悪影響です。

筋肉を修復するには睡眠が非常に大切だということが何度も強調されています。

オーバートレーニングを防止するためには、高負荷のトレーニングを短時間で行うことが対策の一つだと説明されています。

HIIT(High Intensity Interval Training: 高強度インターバルトレーニング)と呼ばれるもので、日本でも流行っていますよね。

どのくらいのトレーニングが自分に合っているのかを理解することが重要です。

体の状態は日々変わっていくので、体の声に耳を傾けて、体が何を求めているのかを聞けるようになるといいですね。

「言うは易く行うは難し」ですが。

いかがだったでしょうか?

自分にあったトレーニングを継続すると健康になり、日々の生活がより充実しそうですね。

最後に本動画で気になった英語表現を列挙しました。

英語学習の参考にしてみてください!

気になる英語表現

cardio = cardio exercise  有酸素運動

digestive system  消化器官

skeletal muscle  骨格筋

muscle fatigue  筋疲労

workout  運動、ワークアウト、トレーニング

capillary  毛細血管の

maintain homeostasis 恒常性を維持する

metabolism 代謝

downside 欠点

diabetes  糖尿病

overdrive  を過度に働かせる

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