こんにちは、アマチュア読者です!
これまでに「英語ができたらいいなぁ」と思ったことはありませんか?
わたしは2021年9月からオンライン英会話を始めました。
きっかけは英語を勉強する習慣を身につけたいと思ったことでした。
仕事や学校の授業で英語が必要であれば、英語を勉強する頻度は上がると思いますが、ビジネスシーンでほとんどアルファベットにふれることのない方にとっては、一念発起して英語を勉強しようという気持ちになりにくいですよね。
わたしもその例に漏れず、「英語ができるようになったら、外国の人とコミュニケーションがとれて楽しいだろうなぁ」と思ってはいましたが、なかなか身が入りませんでした。
そんなわたしが、オンライン英会話をはじめて1ヶ月でわかったことをご紹介します。
まわりが気になる
情報過多のインターネット社会では、英語を勉強する素材はいくらでもあります。
やる気があれば、誰でも英語を勉強できる環境です。
しかし、多くの人が英語学習を継続することができず、途中で挫折してしまっています。
英語学習を長期にわたって続ける人が増えていれば、日本人の英語力は右肩上がりで伸びているはずです。
横ならび意識高い系の日本人の典型にあてはまるわたしは、まわりの日本人が気になって、とりあえずすぐに思いついたTOEICの日本人平均スコアを調べてみました。
2020年のTOEIC Listening & Reading Testの日本人平均スコアは531です。
990が満点なので53.6%。これはアジア圏でいうと台湾の564や中国の533と同じくらいですが、韓国は683で大きな差がついています。情報ソースはこちらになります。
この結果を見ると、インターネットの発達によって英語にふれる環境が整っているにもかかわらず、必ずしも日本人の英語スキルは特筆すべきほどには伸びていないことがわかります。
わたしはニュースでこの結果を見たときに、「まぁ、そんなもんだよなぁ」と思いました。
情報にあふれているネット世界の中から、意識的に母国語以外の言語を使ったメディアを目にする人は多くはないと感じていたからです。
それにYouTubeなどのエンタメ情報満載の媒体がネットにはあふれているし、十分に楽しい生活は送れます。
「英語ができたら楽しいだろうなぁ」
ただ、そう考えたあとにも「英語ができたら楽しいだろうなぁ」という気持ちは消えませんでした。
仕事や学校の授業に関係なく、自分の世界が広がると薄々感じていたからです。
英語がわかれば日頃から入ってくる情報は多様になり、文化の違いをはじめとして世界の見方を変えられたらいいなぁという憧れがありました。
それに加えて、本を読むのが大好きな私は「読んだ本について、海外の人と話したい!」という密かな願望を持っていました。
これまで何年ものあいだ、断続的に興味がわいたときに少し英語を勉強しては中断してしまうという毎日でした。
「英語ができたらいいなぁ」という願望を満たすために、いままでにやったことのないことに取り組んでみようと思いました。
そこでやってみようと思ったのが英会話です。
コロナウイルスの影響で、対面のレッスンよりはオンラインの方が安全だという気持ちがあり、オンライン英会話に興味がわきました。
オンライン英会話で英語を使う習慣を身につける
私が選んだオンライン英会話は「レアジョブ英会話」です。
オンラインはおろか、英会話教室にも通ったことがないわたしとしては、まずはレッスン料がリーズナブルで、英語を使う機会が増えれば十分だと考えました。
「レアジョブ英会話」の講師はフィリピン人です。フィリピン人は幼少期から英語を学び、発音も欧米に近いと聞いたことがありました。
欧米諸国の講師にも興味はありましたが、自分より英語が上手でコミュニケーション能力のある講師であるならば大丈夫だと判断して「レアジョブ英会話」を選びました。
はじめてから1ヶ月経過しましたが、開始してから1日も欠かさず毎日レッスンを受講できています。
当初は週3回を目標にしていましたが、想像以上にレッスンがおもしろくて気づけば毎日英語を使う生活を送っています(まだ1ヶ月ですが)。
「レアジョブ英会話」を1ヶ月利用して感じたことを、毎日継続して受講できている理由とあわせて以下のとおりまとめました。
講師が優秀
実際にレッスンを受講して気づきましたが、「レアジョブ英会話」の講師は優秀です。
英会話教室にも通ったことのなかったわたしは、オンライン英会話がどういうものかわからず、高まる緊張のなかで最初のレッスンに臨みました。
「言葉に詰まったらどうしよう…」
「講師がスパルタで英語が嫌いになったらどうしよう…」
という一抹の不安とともに。
しかしいざレッスンが始まると、講師がレッスンをリードしてくれました。
適切なタイミングで”Is everything clear?” (全部ちゃんとわかりましたか?)と質問する時間をとってくれました。
最初は(いまもですが)わからないことが多く、とりあえずわからないことをいろいろ聞いたのですが、一つひとつ丁寧に例を挙げながら質問に答えてくれました。
最初のレッスンではインターネット接続が悪く、最初の数分のあいだ講師を待たせてしまったのですが、やさしく対応してくれたことで本当に安心しました。
はじめてまだ1ヶ月ですが、明るく楽観的な性格の講師が多いこともレッスンを受けようという気持ちになる理由の1つです。
たどたどしい会話であっても、楽しく終わることができれば、次も受講しようというモチベーションがわきます。
レッスンの最後には、講師からのフィードバックがあります。
レッスンの内容を理解できていたか、文法的に正しく話していたか、流暢に話せていたかなど、独学では気づけないところを教えてもらえます。
このフィードバックは自分の弱いところが明確になるので、次回以降のレッスンで克服しようという意識づけになります。
特に自分の話した文法的に間違った文章と、正しい文章を一緒に教えてくれるところは勉強になります。
無我夢中で話していると、自分がどうやって話したか覚えていないことってありますよね。
レッスンの最後にはやる気が出る言葉をかけてもらえるので、また頑張ろうという気持ちになれます。
わたしは様々なバックグラウンドを持った人と話がしたいと思っていたので、この1ヶ月で20人以上の講師にレッスンを受けました。
その9割以上は講師として優秀だったと感じています。
気に入った講師はブックマーク登録できるので、その講師のスケジュールをチェックすることもできます。
教材が豊富
「レアジョブ英会話」にはさまざまな教材が用意されています。
日常で使うトピック(ショッピング、食事、医療など)を扱っているものや実践的なビジネスシーンを題材としたもの、毎日のニュース記事、文法など多岐にわたります。
なんとその教材は5,000種類以上あるようです!
日常英会話とビジネス英会話については、レベルが10段階に分かれていて、自分の習熟度に合わせて教材を選ぶことができます。
レベルは受講前のスピーキングテストで診断してもらえるので参考になります。
これだけの種類の教材があると飽きることは少ないと思います。
たとえば、日常英会話やビジネス英会話を扱う教材の場合、重要なフレーズを3つ学んだあと、数種類の会話例を講師と音読しながら使い方を理解していきます。
レッスン前に教材を読んだときは、「会話例って1つで十分じゃない?」と思いあがった(!)考えを持っていたのですが、いざ受講してみると、頭では理解できていても瞬間的にアウトプットできないという経験をしました(これは現在も進行中です)。
実際の会話になると、頭の中で整理してから発言にいたるまでの空白の時間は、会話のリズムを乱すことにつながりそうです。
スムーズに表現できるようになるまで練習する必要があるのだと大いに学びました。
わたしの場合は会話に慣れるために、最初のレッスンでは少しレベルを落とした教材をリクエストしたのですが、レッスンが終わる頃に講師から、「もっとレベルを上げた方がいいよ!」とアドバイスされ、具体的なレベルを教えてもらえました。
自分の選んだ教材のレベルが適切なのか迷った場合は、講師に聞いてみるのも手だと思います。
レッスン予約が開始5分前まで可能
「レアジョブ英会話」では、開始5分前までレッスンの予約ができます。
時間が空いたときやレッスンの予約を忘れてしまったときでも、スケジュールが空いている講師を選べばレッスンを受講できます。
レッスンのキャンセルは開始30分前までなのですが、友達と過ごす時間が予定より長くなったり、仕事で予想以上に残業しなければならなくなったりして、予定していた時間までに家に帰れそうにないときはレッスンの変更ができます。
これはスケジュールがコロコロ変わるわたしにとって、非常にありがたいシステムでした。
プライベートや仕事で忙しいときにも、「何とか英会話を勉強したい!」「英語ができるようになりたい!」と思っている方にはおすすめです。
「レアジョブ英会話」には多くの講師が在籍しているので、レッスンを受けたい時間に講師が1人もいないという状況にはならないはずです。
講師の自己紹介や発音を事前にチェックできるシステム
英会話のレッスンでは講師との相性も大切です。
「レアジョブ英会話」では、各講師の自己紹介をサンプルボイスとして聞くことができます。
講師の経歴や趣味だけでなく、発音もチェックできるので、聞きとりやすい口調なのか、ネイティブに近い発音なのかを事前に確認できます。
「レアジョブ英会話」にはさまざまな趣味を持った講師がいます。
映画鑑賞、旅行、マンガ、アニメ、、ゲーム、料理、スポーツ、筋トレ、読書はほんの一例です。
わたしは本を読むことが好きなのですが、読書を趣味にしている講師とは本当に会話が弾みます。
まだ数人の講師と話しただけですが、「読書好きがまわりにいない」という問題はフィリピンでも共通しているようです。
世界的に有名な古典作品や、村上春樹をはじめとする著名な現代作家の本はフィリピンでも読まれていて、同じ本を読んだ経験がある場合はテンションが上がります。
こちらはご参考ですが、オンライン英会話をはじめて1ヶ月で、講師とのレッスンをつうじて話題にあがった本をご紹介します。
村上春樹/海辺のカフカ
英語では”Kafka on the Shore”というタイトルです。
フィリピンでは村上春樹の作品が大人気というわけではないようですが、わたしがレッスンを受けた講師は「難しい言葉を使わずに素晴らしい表現ができるのはすごい!」と嬉しそうに話していました。
ジェーン・オースティン/高慢と偏見
著者の母国である英語では”Pride and Prejudice”。
恋愛感情についての深い洞察に満ちた本書はフィリピンでも読まれていて、特に女性に人気があるようです。
PrideやPrejudiceといった感情は、国を越えて人間に共通しているので、著者の力量とあいまって現在でもグローバルに読み継がれているのかもしれませんね。
おわりに
今回は、オンライン英会話をはじめて1ヶ月でわかったことをまとめました。
対面形式の英会話教室ですら経験のないわたしにとっては、「ハードルが高そうだなぁ」と思っていましたが、実際にレッスンを受けてみると英語学習を継続できる仕組みが整備されていて、毎日楽しく英語にふれることができています。
「英語に興味はあるけど、オンライン英会話はちょっとレベルが高そうだなぁ」と思っている方はぜひ一度レッスンを受けてみてください。わたしが利用している「レアジョブ英会話」では、無料レッスンを2回まで受講できます。
オンライン英会話のイメージはつかんだものの、英語から長く遠ざかっていたわたしは、オンライン英会話をはじめるにあたって、イメージをつかむためにこの本を読みました。
”Kevin’s English Room”という3人組のYouTuberが出版した本です。ネイティブのKevin、企画担当のKake、ネイティブではないのに英語とフランス語が喋れるYamaの3人が、日常会話でネイティブスピーカーが使っているフレーズを紹介しています。
「難しい表現を使わなくても、英語でコミュニケーションがとれるかもしれない」と元気が出た1冊です。
迷ったときは、とりあえず行動してみると道が開けることがあります。
自分とはまったく異なるバックグラウンドを持っている外国の人と、英語という共通言語でコミュニケーションをとれることは本当におもしろいですよ。
「英語が下手で恥ずかしい」と感じるのは最初だけです。
ぜひオンライン英会話にチャレンジしてみてください!
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